『住まいるブログ』~知って得する住まいの基礎知識~

エリアの特性は暮らしの快適性や利便性に大きく影響します。通勤通学の利便性、買物等の利便性、学区の特徴、治安、街の雰囲気など、エリアの特性はさまざまな要素で構成されています。

この記事では、どのような要素が暮らしにどう影響するのか、また、どんな活動をすればエリアの特性に関する情報を得やすいか具体的に解説していきます。

リアルとデジタルを駆使して情報を集める


エリアの情報を集める際には、口コミなどのアナログ情報とネット情報などのデジタル情報の両方を集めるのがおすすめです。

アナログ情報は足や耳を駆使して集めるのがコツ。たとえば、関心があるエリアは徒歩や自転車で散策してみましょう。最寄り駅から住まいの立地として考えているエリアまでのルートは特に大切なので、何度か往復してみてください。

また、実際にそのエリアに住んでいる人から話を聞いてみると、思わぬ貴重な情報をもらえることがあります。親族や友人などが住んでいればベストですが、そうでない場合は友人の知り合いを利用するなどして、エリアの近辺に住んでいる人を探してみてください。

デジタル情報を集めるのに役立つのは地域の口コミサイトやGoogleのストリートビュー、さらには自治体のHPなどです。口コミサイトにはエリアで暮らす際の注意点なども載っていますし、ストリートビューを使えば、手間や時間を省いて、街の雰囲気をつかむことができます。

自治体のHPには、子育て支援に関する情報などが載っているので、子供がいる方は確認しておくのがおすすめです。

家を建てる人に必要な情報と集め方

エリアについて知っておきたい情報は家族ごとに異なる部分もあるので、ライフスタイルに合わせて、どんな情報が欲しいか、あらかじめピックアップしておくとよいでしょう。

《知っておきたいことと情報ソースの一覧》
知っておきたいこと 情報ソース
交通事情 通勤通学に使う交通機関の利便性 ポータルサイトの乗り継ぎ情報等
便利な施設 買い物施設や病院について 口コミやGoogleマップ等
学区 教育レベルや雰囲気 口コミや学校のHP
町の雰囲気 町の歴史や昼・夜の様子 歩いてみる・ストリートビュー等

●交通事情

通勤・通学にかかる時間は住まいの立地を検討する際に多くの人が重視する情報です。学校や職場までの所要時間だけでなく、利用する電車やバスの本数、最寄り駅やバス停にやってくる頻度なども重要ですし、仕事が遅くなりがちな人には終電・終バスの時間も大切な情報です。時刻表はインターネットで調べられます。

駅やバス停までのルートについては所要時間、街灯の有無なども調べておくと安心できます。できれば、実際に歩いて歩道の有無などもチェックしましょう。

●便利な施設

スーパーやコンビニ、病院など、よく利用する施設については、近隣にあるかと評判はどうかが気になるところです。自転車や車など、普段使う交通手段により、「近隣」の範囲が異なるので、「自転車移動なので半径○キロ」「車だから半径○キロ」といった想定をしておくと調べやすくなります。

実際に調べる際は、Googleマップ等の地図アプリを使うと便利です。「安くて品揃えがいいお店」「信頼できる医師がいる病院」といった情報は地元に長く住む知人などからリアルな情報を集めるのがおすすめです。

●学区

地域により、教育レベルに大きな差が見られることもあるので。子供を公立の学校に通わせるなら、学区の情報は大切です。情報を集めるのにいちばん役立つのは口コミです。

学校がHPを設けていることがあるので、注意深く閲覧することで、重視している行事や頑張っているクラブ活動、雰囲気などがわかることもあります。

●町の雰囲気

多くの町には歴史にもとづく独特の雰囲気があります。活気がある町、静かな町といった雰囲気の好みは人によって違うので、どんな町に住みたいか、家族の意見を聞いておくことも大切です。

実際に歩いてみると、街並みや通りすがる人の様子などから感じ取ることができます。昼と夜、平日と休日では雰囲気が違うことがあるので、できれば、時間帯や曜日をずらして、2回以上訪れてみるのがおすすめです。

その他、近隣の町に住む人の口コミも非常に役立ちますし、SNS等に情報が載っていることもあります。Googleのストリートビューを使うと、実際に歩いてみるのとある程度近い情報を得ることができます。

忘れがちですが、周辺で開発が進んでいないかも調べておくと安心できます。大きな開発計画が実現すると、街の雰囲気がガラリと変わることがあるためです。

情報の正確性やタイムラグには注意が必要

情報を集めて利用する上では主に3つの注意点があります。まず、人から聞いた話やネット情報は必ずしも正しいとは限らないので、複数のソースを確認してみる、といった工夫が大切です。

また、人づての情報にはあくまでその人の主観による評価が混じっているので、偏りがあるかもしれない、と考えておく方がよいでしょう。

取得した情報が古く、タイムラグがあることも意識しておくべきでしょう。聞いたり読んだりした情報がタイムリーなものか、他の情報ソースに照らして確認しておくと安心です。

まとめ

インターネットやSNSの普及でエリアの情報を調べるのは、以前に比べてかなり簡単になりました。口コミ等、リアルな情報と組み合わせることで、実情に近い情報を得ることができます。

情報量が足りない、と感じたら、ハウスメーカーの営業マンに相談してみるのもおすすめです。さまざまなネットワークを持っている人が多く、地域の事情を調べてくれることもあるので、有益な情報を教えてくれることがあります。

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