基本的な柱や梁の位置を任意に決めることができるので自由度は高く、敷地への対応力も高い。 また耐力壁(躯体を支える壁)の制約も少なく、開口部も大きくとれる。増改築の融通性が他の工法に比べ高い。
面で支える構造のため耐久壁の配置に一定のルールがあり、制約は受けるが、格別開口部の大きい設計を望まないかぎり問題はない。 柱や梁の出ないすっきりした空間づくりができる。 必要な強度を確保すれば36畳大までの大空間もつくれる。 また構造上、小屋束や小屋筋交いのない小屋裏がとれる。極端な変形敷地でなければ対応できる。
軸組やラーメン工法の場合は、構造的に木造軸組と変わりなく自由度は高い。また敷地対応力も高い。パネル(軸組パネル併用)の場合は、パネルのサイズや配置のルールにある程度制約を受ける。 ユニット工法は、ユニットサイズに左右され、それらの組み合わせでプランは構成され、ブレース(筋交い)が入らないので、開口部はふんだんにとれ、大空間も自在に作り出せる。
パネル自体が耐久壁となるパネル構造で、2×4工法と同様に、その配置には一定のルールがある。 工場生産するパネルの規格サイズなどである程度の制約は受けるが、特に変形敷地でないかぎり対応できる。 天井を高くしたり、柱や梁の出ない大空間も容易につくれる。
コンクリートパネルのサイズや配置などに制約を受ける。しかし最近ではパネルサイズの多様化で自由度は高まっている。 柱や梁のでないパネル構造に加え、構造部がコンクリートのため大空間も容易に構成できる。特に複雑な敷地形状でなければ対応可能。ただコンクリートの重量から軟弱地盤の場合には補強が必要なことがある。