WEB住宅博(総合住宅展示場)|アドバンス開発株式会社 > 知って得する建築知識 > 間取りづくり・間取り選び(家づくりの計画)は何から考える?

住まいづくりのポイント

間取りづくり間取り選びは何から考える? 考える切り口を見つける為に、家づくりの計画(間取りづくり・間取り選び)の全貌を見てみよう!

何から考えれば良いのか?

家づくりの計画(間取りづくり間取り選び)に於いて、何から考えるのか見つける為には、家づくりの計画の全貌を見据え、出来る事に狙いを定め、順番に考えを整理していきます。様々な面から計画を考えなければ良い間取りが得られないことが分かってきますが、一度に全部を考えることはできませんので、例えば「人・物・金・時間」の要素を切り口に整理してゆく方法が考えられます。「人」とは相談窓口であり、設計者であり、現場監督であり、維持管理の窓口です。「物」とは住まいであり、つくり方(計画の三要素の組み立て方)であり、間取りそのものでもあるのです。「金」とは、家づくりの予算、資金計画です。「時間」とは、間取り(家づくりの計画)を決めるまでの準備期間であり、具体的実施工程の期間です。

境界線を意識して取り組む!

機能
(便利な空間)
暮らし方(ライフスタイル)、生活の繋がり(導線計画)、生活領域の配分(ゾーニング)、家庭環境の変化予測(人生80年時代)、地域との繋がり
性能
(心地よい空間)
地盤、構造(耐震性・耐久性)、材料、防犯性、バリアフリー、臭気制御、メンテナンス性、環境(明るさ、静けさ、涼しさ・暖かさ、敷地環境、地球環境負荷 etc.)
意匠[デザイン]
(癒す空間)
色と形の演出[視覚]、音の演出[聴覚]、肌触りの演出[触覚]、香りの演出[臭覚]

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専門的部分が多く、とても自分では考えられないのですが?

全て自分で勉強して考える必要はありません。
自分で考えられない考える時間が無い時は、専門家に任す部分があってもいいのです!
大切なのは、その境界線を意識し、明らかにして取り組むことです。

境界線を意識して取り組む!

  • 自分で考える部分
  • 専門家と一緒に考える部分
  • 専門家に任す部分

生活者(消費者)と専門家とのコミュニケーション(意思疎通)が必要!

  • 意思決定は生活者(最低限の基礎知識が必要)
  • 専門家の説明義務(分かり易い説明)

専門家に任す部分があるときに重要なのは、意思決定は生活者が出来るようにすることで、専門家には、その手助けとなるような専門技術情報の長所・短所を分かり易く説明してもらうことです。その為には、生活者自身が、専門家とのコミュニケーションを円滑にするための最低限の基礎知識の習得と、自分で考える部分、専門家の手助けを必要とする部分、若しくはこの部分は専門家に任すというような、境界線づくりを意識する必要があります。

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絶対に自分で考えなければならない部分は何がありますか?

その場その場で考えると迷路にはまり込んでしまう?

  • 自分と自分の家族が暮らす
    住まいのあり方の整理
    暮らし方の方針とか住まいの哲学と言えます

家づくりの計画(間取りづくり・間取り選び)には、様々な制約条件が絡んできて、全部の要求を満足することは出来ません。具体化するときには、「椅子取りゲーム」のように、取捨選択する必要性に迫られます。その場その場で考えていると、迷路に迷い込んだようになります。そこで大切なのは、自分と自分の家族が暮らす住まいのあり方(暮らし方の方針とか住まいの哲学といったようなもの)を、あらかじめ整理し、家族という社会のコンセンサス(合意形成・価値観の共有化)を得たチェックリストにしておくと便利です。

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住まいの哲学としてのチェックリストは、どんな手順でつくっていくのですか?

住まいの哲学チェックリスト(間取りづくりの哲学)

住まいの哲学4つのステップ

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チェックリスト(住まいの哲学)をつくるための基礎情報は何処で集めるの?

住宅雑誌からの情報収集)

住宅展示場で実例を見る

無料建築相談の活用

チェックリストを作るためには、様々な情報収集をする必要があります。何処で情報収集をするのか項目により異なりますが、「住宅雑誌からの情報」、「住宅展示場で実例を見る」などの情報は参考になります。また、得られた情報を持って、専門家に相談する方法もあります。特に「無料建築相談の場を活用」し、聞きたいことを整理し、専門家のアドバイスを聞くのは有効な方法です。総合住宅展示場のセンターハウスでは、土日等に建築相談を実施しているところもあります。効率優先もいいのですが、一生に一度の大仕事です。じっくり考え、試行錯誤をする時間を取りたいものです。

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法制度による規制事項や資金計画に必要な情報は何処で収集するの?

専門家に聞く

行政機関・確認検査機関に聞く

住宅金融機関に聞く・銀行に聞く

  • 家づくりには、様々な専門家が関わりますので、法規制や資金計画の情報等は、それぞれの専門家から、その時期に於ける具体情報を収集する必要があります。
  • 法制度による制約条件の詳細については、建築確認申請を受付けている行政機関や、民間の確認検査機関で教えてくれます。
  • 資金計画を立てるために必要な融資制度や補助金制度などは、それぞれの機関によって少しずつ異なりますので、融資制度・補助金制度の実施機関で直接教えてもらう方法が確実です。
  • 税金の話も忘れずに情報収集しておく必要があります。

勿論、住宅会社に相談して聞くのも方法の一つですが、精神的な制約(プレッシャー)を感じる人は、利害が絡まない情報収集も方策の一つだと思います。

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総合住宅展示場での情報収集にはどんなやり方があるの?

総合展示場には情報が多過ぎて、何の情報から把握をしてよいのか分からなくなりそうです。何の情報が欲しいのか明確になっていれば一番良いのですが、なかなかそうもいかないのが現状だと思います。そこで情報整理の切り口として、同じ質問を投げかけて、回答情報を比較整理する方法が一つ考えられます。

事例①(人)

暮らしに着目した同じ質問により自分の生活様式への適合性を比較する。

事例②(物)

自分が一番興味の持てる設備に注目し「使いやすさの説明」を比較する。

事例③(金)

建設費(見積り)の算出方法で「情報の細かさの違い」を比較する。

事例④(時)

標準工期に対して「要望変更、気候、アクシデント」への対応を比較する。

など、様々な方法が考えられます。一度チャレンジして、修正しながら適切な質問情報を整理して、改めて質問攻勢をかけるのも方法の一つです。ビジネスの世界で調査業務をするときに、調査項目の整理目的や啓発目的で事前調査をすることがありますが、これと同じような意味合いの自分情報整理のための調査を、まずしてみるのも良いと思います。情報収集の基本的考え方は、頭でするものではなく、行動して把握してゆくものだと思っています。

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ひとくちコラム

家づくりで、信頼できる人と組織があり、お金も充分にある場合には、比較的短い時間で計画を立案することもできます。専門家への依存度が高いやり方です。しかし、初めての家づくりでは、予備知識も信頼できる人脈も希薄ですので、自らの判断基準を構築するために時間を要すると思います。昔から満足のゆく家づくりは、3回目からとも言われています。「人・物・金・時間」は、そのバランスで成り立っていると思います。急がず慌てずじっくり構えて、初めての家づくりにチャレンジして欲しいものです。

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